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インターモールドテクニカルセミナー
セミナーは終了しました。
第72回 インターモールド?テクニカル?セミナー
自動車の軽量化?高強度化技術の現狀
開催日時 | 2013年02月15日(金) 10:40~16:40 | ||||||||||||||
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講演內容とプログラム | 自動車の軽量化、高強度化を実現するための技術開発が活発に行われています。このうち軽量化技術は自動車の燃費向上を達成する手段であり、一方で自動車の性能や安全基準を維持することも同時に要求されています。こうした強度を維持しつつ軽量化を実現するうえで、使用する材料の種類が極めて重要になります。現狀では、金屬系材料、樹脂系材料、炭素繊維複合材などが用いられていますが、そこでは生産性向上のための技術開発が継続的に行われています。 そこで、第72回のセミナーでは、自動車の軽量化、高強度化を実現可能とする3つの技術を紹介することで、最新の技術情報をお屆けすることを目的に企畫しました。特に今回は、ドイツのWeber fibertech 社様をお呼びし、連続繊維とG-FRPを活用し、高強度?高剛性の樹脂パネルを得る新プロセスを紹介していただきます。香川大學 吉村氏には、利用範囲の拡大が期待される超軽量多孔質金屬の開発動向を紹介していただきます。また九州工業大學 中村氏には、適用が急速に拡大してきているプレスハードニング(ホットプレス)技術に関して最新研究成果を紹介していただきます。 講演者とのディスカションを通して有益な技術情報を得られるものと確信しております。 皆様のご參加をお待ちしております。
【コーディネーター】 九州工業大學 情報工學部 機械情報工學科 教授 鈴木 裕 氏
第1セッション 「高強度と延性を兼ね備えた新プレスハードニング技術 【MPH】」
中村克昭 氏 (九州工業大學 先端金型センター)
自動車の軽量化と乗員保護の要求高度化に伴い鋼板をプレス成形中に焼き入れるプレスハードニング(ホットプレス)技術の適用が急速に拡大してきている。最新の事例では、ボディ重量の20%以上に適用されてきており、近い將來には40%に達すると予想されている。 このプレスハードニング技術の課題として、焼き入れによる延性不足があげられる。この課題を解決するために、金型を約300℃に加熱することでマルテンパー処理を行い、高強度化と高延性を両立することが可能となった。マルテンパープレスハードニング【MPH】と名付けた本技術により、衝撃吸収性を要求される広範囲のボディ部材に適用が可能となる。
第2セッション 「剛性?衝撃吸収性に優れた新超軽量多孔質金屬材料の適用による自動車部材軽量化」吉村 英徳 氏 (香川大學 工學部 知能機械システム工學科 準教授)
自動車部材の軽量化、高剛性化、衝撃吸収性向上を可能とするポーラス(多孔質)金屬材料として、新開発の中空金屬球成形體の製造法、圧縮?曲げ等機械的特性および薄肉管へのインサート材の特性について紹介する。成形中空球には単球の鈴形と連なった串団子形の2種があり、それを固化して成形體とする。前者は圧縮部材に、後者は引張り変形にも強く、圧縮?曲げと適材適所に適用できる可能性がある材料である。
第3セッション 「連続繊維で強化した新FRPパネル技術 【Weber fibertech社 E-LFT技術】」Dr. Stötzner (Weber fibertech 社 開発マネージャー)
FRPによる軽量化が進められている。通常使用される強化繊維は長繊維と呼ばれるものでも、切斷されたものが使用される事が一般的である。 本技術は、連続繊維とG-FRPをプレスにより一定化することにより、高強度?高剛性の樹脂パネルを得る新プロセスである。 自動車において高強度?高剛性を要求されるバンパー?ドアモジュール?テールゲート等が期待される。また建設機械や農業機械のパネルにおいて鋼板からの代替が期待できる。
※逐次通訳を予定
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會場 | 東京文具共和會館 TEL:03-3862-8301 ※JR総武線「淺草橋駅 東口」より徒歩3分/地下鉄 都営淺草線「淺草橋駅 A1出口」より徒歩3分 |
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主催 | インターモールド振興會 | ||||||||||||||
受講対象 | 既に金型加工?部品加工?成形加工および関連業務に攜わっている方で、更に技術や知識を身につけ、レベルアップを図りたいとお考えの方や開発のヒントを得たいとお考えの中級以上の方を主として対象とします。 | ||||||||||||||
受講料 |
*いずれもテキスト?晝食 付き |
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最少催行人數 | 15名 | ||||||||||||||
申込締切日 | 2013年02月08日(金) セミナーは終了しました。 |
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受講料のお支払い |
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ご注意 | 1. 申込締切日の翌日以降はキャンセルできません。 2. 受講申込者が出席できなくなった場合は、代理の方が受講することも可能です。 その際には、開催前日までに事務局へ宛てご一報頂くとともに代理の方の「部署?役職?お名前」をお知らせ下さい。 3. 受講希望者が少數の場合、開催を延期または中止することがあります。 4. 當日欠席された場合は後日テキストをご送付いたします。受講料の返金はできません。 |
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お申込先?お問合せ先 | インターモールド振興會 〒540-0008 大阪市中央區大手前1-2-15(株式會社テレビ大阪エクスプロ內) TEL:06-6944-9911 FAX:06-6944-9912 E-mail: |